出産準備で悩むのが、オムツはどのサイズが何枚あれば足りるのか?ということ。足りなくても困るけれど、買い過ぎて余らしたくない。新生児用は物凄い速さで成長して、オムツも早々にサイズアップします。我が子が何枚使ったか、何を基準にサイズアップしたか。
出産準備は34週頃に
「34週頃には出産準備をしておいてください」というのは通院していた産院の指導方針でした。臨月になると更にお腹が大きくなって動きにくくなるので早めに準備しておくことをオススメします。
出産準備というと、出産のための入院準備のことを考えがちですが、退院後に使用する赤ちゃん用品の準備も必要です。出産後しばらくは、出産で傷んだ身体の回復や頻回授乳のために思うように時間が取れないので、少なくとも産後2週間ぐらいの間に使用するものは産前に用意しておくことをおすすめします。
そこで出てくる「オムツはどのサイズをどれだけ用意すればいい?」問題。
まずは新生児サイズを用意
検診でよほど大きい判定されていない限り、まずは新生児サイズのオムツを用意するのでOKです。
生後2週間(生後14日)まで新生児用サイズ、1日10~15枚程度使用。
つまりオムツの新生児サイズはトータル140~210枚ぐらい使用しました。
1人目も2人目も、だいたい生後15日目からはSサイズのオムツを使用しました。
パンパースの公式サイトでは、新生児サイズの使用時期目安は「生後1ヶ月」と書いてありますが、経験談としてはそれよりも早めにサイズアップしたほうが良かったです。
注意点①:1日の使用枚数は赤ちゃんによってかなり違う
1人目も2人目も女の子ですが、
1人目は平均体重の中でも大きめで生まれ、飲む量もおしっこ量も多めでした。
おしっことうんちを別々に出して、その都度泣いて知らせてくるタイプだったので、
オムツの使用量は多く、最大で1日17枚使用という日もありました。
2人目は平均体重の中でも小さ目で生まれ、序盤はおしっこ量は少なめでした。
おしっことうんちを一気に出すことが多かったので、オムツ交換の回数が1人目より少なく、
だいたい1日10枚程度の使用量でした。
注意点②:オムツの種類によって新生児サイズが違う
パンパースに関して言えば、同じ新生児サイズでも、
「肌へのいちばん」シリーズと「さらさらケア」シリーズでオムツの大きさが違います。
「肌へのいちばん」シリーズの方が少し大きい。
「肌へのいちばん」シリーズの方がふかふかしていて肌触りも良いのですが、そもそも股上の深さとかも大きめです。
それを知らずに、「肌へのいちばん」シリーズの新生児サイズから「さらさらケア」の新生児サイズに変更した時、すでに「さらさらケア」シリーズでは新生児サイズは入らない大きさになっていて、1袋無駄にしてしまった苦い経験があります。ご注意ください。
(調べればすぐにわかることなのですが、まさかサイズがそんなに違うとは思っていなかったので驚きでした)
ちなみに、ムーニーの新生児サイズと、パンパースの「さらさらケア」シリーズの新生児サイズはほぼ同じくらいの大きさでした。
なので、「肌へのいちばん」シリーズがちょっと大きめに作られているのかなと思います。
まず100枚程度用意して、様子をみて買い足すのがオススメ
生まれてみないと、その赤ちゃんのおしっこ頻度が分からないので、
「最初にある程度用意して、生まれてから様子を見て買い足す」方式がオススメです。
最初にあまりに大量にオムツを用意しすぎると、余ります。
とはいえ、少ないとすぐに足りなくなって焦ります。
新生児を抱えてスーパーに行くのも躊躇われますし、通販も届くまでのタイムラグがあるので、とりあえず100枚くらいは最初に用意しておいて良いと思います。
そして、生まれてきた赤ちゃんの1日のオムツ使用量を見極めて早めに追加購入!
私的には1人目も2人目も生後2週間までしか新生児用サイズを使用しなかったので、追加購入の際にSサイズも購入しておくことをオススメします。
どうせ使用するので、早めに用意しておいて損はないかと……!
いつまで新生児サイズを使うのか?
オムツをどれだけ追加購入すればいいのか考えるときに悩むのが、いつまで新生児サイズをつかうのか?問題。
私としましては、経験上、生後2週間でした!
先ほどから散々「生後2週間」発言をしていますが、この時のサイズアップの理由は、
おしっこ1回分でオムツがパンパンになってきたから!です。
オムツのサイズ変更はおしっこ量で決めるのがオススメ
オムツのサイズアップの基準は、おしりのサイズではなく、
おしっこの量で決めるのがオススメです。
おしっこ1回分でオムツがパンパンになってきたなと思ったら、まだまだおしり的にサイズが余裕でもサイズアップの時期だと思います。
ここでサイズアップをためらっていると、夜のオムツ交換の頻度がどんどん上がるし、
キャパをこえたおしっこが吸収されなくてもれるようになってきます。
第一子で学んだので、第二子はサクッとサイズアップして、夜間もスムーズに睡眠時間が長くなっていきました。
サイズ変更直後は足のまわりが大きめかなと思ったのですが、
- お腹の左右のテープをとめる所のひだを、きちんと伸ばしてからテープでとめる。
- ぶかぶかな時足回りに沿うように、テープを少し下向き斜めにとめる。
(やりすぎると漏れの原因になるので、あくまで少しだけ) - 足まわりのひだを内側も外側も、しっかり外側に出して装着する。
の3点をきっちりすると漏れにくくなります。
オムツの残量が1週間分以上あると安心
オムツの残量が少なくなってきたのにお買い物に行けない時の、追い詰められた感は異常!落ち着いてから振り返ると解決策はいくらでも思いつくことでも、産後はすぐにメンタルに直結するような気がします。私自身、日頃そんなに取り乱すことのないタイプだと思っていたのですが、産後はちょっと焦ったりしがちでした。
ホルモンバランスの乱れなどもあって、この時期の母親の精神状態はそういうものと踏まえて、オムツぐらいは余裕をもって用意しておくと、余計なストレスが増えずに精神的にも良い育児ライフを送れるのではないかと思います。