「Blokus(ブロックス)」の遊び方レビューと推しポイント解説

blokusおすすめ知育遊び

「Blokus (ブロックス)」は大人も子どもも一緒に遊べる、超優秀な頭脳派ボードゲームでした。基本は4人対戦のカラフルな陣取りゲームですが、3人でも2人でも遊べるし、負けた人交代制などにすると大人数の場でも盛り上がります。クチコミの良さも納得。ルールは単純だけど、程よく頭を使って、年齢問わずに真剣勝負出来る、魅力満載のゲーム。遊び方レビューと推しポイントをまとめました。

ブロックスのルール

最初に同数与えられたピースを1つずつボード上に配置していき、それ以上どのピースも置けない状態になった人からゲーム終了。
最後の一人が置けなくなった時点で完全終了。
最後に、手元に残ったピースのブロック数が少ない人の勝ち、という陣取りゲームです。

特徴的なのは、そのピースの置き方です。
自分の色のピース同士の「角」が接するように置いていかなくてはいけません。
辺がくっついていたり、どれとも離れていたりしてはダメ。
角と角がくっつくように並べる必要があります。

最初は、とにかく角を生かすことを考えて、角で繋げていきます。
3方向から攻めてくる敵を妨害したりかいくぐったりして、自分のピースを出来る限り沢山置いていきます。

ゲーム終了時点で手元にある「ピースの数」ではなくて「ピースのブロックの数」が少ない人の勝ちなのも面白いところ。残ったピース数が少なくても、大きいピースばかり残っていた場合、小さいピースが沢山残った人に負けます。
自分のピース同士は、辺で触れてはいけない、という決まりがある点も、頭を悩ませます。
(特に大人は、慣れたテトリスのように置いてしまいがち……)

置くところなくなってきてからが勝負です。相手の妨害をかいくぐって、角が生きているところへ隙間を縫い縫い陣地を拡大していく感じです。
全部置けた時には、かなりの達成感と爽快感があります。

「Blokus (ブロックス)」の推しポイント

子どもから大人まで一緒に真剣勝負できる

「角が接するように置く」だけの簡単なルールなので、子どももすぐに出来ます。
対象年齢は7歳となっていますが、うちの場合、4歳後半からは大人と対等に戦えるようになっていました。手加減を考えたりしなくても、真剣に勝負して負けたりしました。

子どもも大人も対等に真剣勝負できる理由としては、
① 4人対戦というところが効いていて、1つの敵に集中していると他から攻め込まれたりするので、大人だからといって単純に勝てたりはしない。
② 子どもの方がのびのびと柔軟な発想で陣地を拡大していく傾向にある。
の2点が大きいかな、と実際やりながら感じました。

ルールが簡単なので参加しやすい

ルールが単純ですぐ理解できるので子どもでも分かりやすい。
乗り気じゃない大人も、ルールがすぐ分かるので、とりあえず参加して貰いやすい。
(そして、負けると、もうちょっとやりようがあった気がする、次はもっと上手く置ける。と、再戦したくなる)

ほどよく頭使う

「ほどよく適度に」頭を使う、という点が良いところだと感じます。
1回の勝負で疲労困憊になったりはしないので、気軽に出来ます。
でも、置き方次第でその後の自分の明暗が変わってくるので、考えることが大事なゲームでもあります。
ほどよく、思考します。

カラフルでみんなの興味を引く

pieces

カラフルで綺麗な色合いなので、箱を取り出すだけで、みんなの興味を引きます。
特に子どもは、好きな色のピースで参加できるとテンションが上がります。

長すぎない対戦時間

だいたい1勝負15分~20分程度かなと思います。勿論、対戦する顔ぶれにも寄るし、長考する人がいる場合はもっと長くなると思いますが、そこまで長くならないので、家事の合間に1勝負、とか、食後に1勝負など、サクっと出来ます。

色んな人数で楽しめる

基本は4人対戦ですが工夫次第で色んな人数で遊べます。

4人~

最大4人対戦ですが、色に惹かれてやってきた人がそのまま後ろから見ていたり、参加したりするので大勢の集まりで活躍します。
お正月や夏休みなどの親戚の集まりに持って行って、負けたら入れ替わり制にするなどして遊んでいます。

3人

3人でも出来ます。ルールは4人対戦の時と同じで、空席の色は、3人で交互に置いていく。というのが公式のルールです。

2人

2人の場合も同様に遊べます。そのままの盤面で遊んでもいいし、20マス×20マスの盤面を、14マス×14マスに絞って2人対戦用のルール(スタート時のピースを置く位置が違う)で遊ぶという方法もあります。

1人

1人の場合、流石に対戦ゲームはできませんが、盤からはみだすことなくピッチリとピースを並べるにはどうするか?というパズルのような遊び方が出来ます。

ボードゲームなので子どもの視力を気にしなくて良い

ボードゲームなので、子どもの視力を気にしてテレビゲームのように時間制限かけたりする必要はなく、ずっとやりたいだけ出来ます。
うちではよく、「ちょっとテレビゲームしすぎだから、ブロックスしよっか」みたいな展開に持ち込んでいます。

「Blokus (ブロックス)」の種類

「Blokus (ブロックス)」色んなバージョンが発売されています。

「Blokus (ブロックス)」

基本の一番ベーシックなものはこれ。
初心者はまずこれから始めれば間違いなしです。

ブロックス デラックス

ブロックスとブロックスデラックスの違いは、盤とピースのサイズです。
デラックスの方が大きい。盤の目数や、ピースの数は同じです。
子どもやお年寄りの方が多い場合はデラックスの方が持ちやすいと思われます。

ブロックス シャッフル

ブロックスがUNOとコラボレーションです。
スキップやリバースといったお馴染みのカードに加えて、ワープやダブルプレイなど、ブロックス専用のカードが加わって、よりスリリングな展開が楽しめます。

ブロックス トライゴン

ピースを構成するブロックの形が四角形ではなく、三角形になっていて、盤も六角形になっています。
ルールは従来のものと同様です。一味違う配置を想定しながら、いい脳トレになりそうです。

ブロックス デュオ

2人対戦用のブロックスです。
4人対戦のプロックスよりもお互いの実力差で勝負、となりそうです。

ブロックス ミニ

こちらも2人対戦専用です。ミニということで、ボードが通常のものよりも薄くなっています。

トラベルブロックス

お出かけ用に特化したブロックス。4人対戦も出来ます。サイズが小さく、ボード自体にピースを収納できる溝や蓋がついているので、持ち運びに便利です。

ブロックス パズル

なんと1人用のブロックスです。パズルに特化していて、角同士をつないでいくというルールはそのままに、いくつものパズルをじっくり解いていくゲームです。



(廃盤) おでかけブロックス

かつて、「おでかけブロックス」というものがあったようですが、
現在は販売を修了しているようで、ネットに中古品がいくつか出品されているようです。



みんなで遊べる

敵陣に上手く切り込んで活路を見出せた時の嬉しさをぜひ味わって頂きたいこのゲーム。
家族、友だち、久しぶりに集まる親戚と、など、色んな場面で無理なく盛り上がる、とても優秀なボードゲームだと思います。

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